デントカルト:Q&A 結果判定についての質問

だ液分泌量について デントカルト LBについて その他
デントカルト SMについて デントバフストリップスについて  

【だ液分泌量について】

Q だ液分泌量の目安はありますか?
A パラフィンワックスをかんだ時に出るだ液(刺激時だ液)についての目安です。

〈刺激時だ液の目安〉
15歳以上 → 1~3ml/分
11~14歳 → 0.7ml/分
10歳以下 → 0.5ml/分

※とくに10歳以下の子どもの場合、以下のような要因があるため参考値としてください。
パラフィン咀嚼が困難である場合が多い(飽きる、うまく噛めないなど)。
耳下腺が完全に成熟するのは14~16歳ぐらい。

【デントカルト SMについて】

Q SMのストリップ上に凹凸がなく、ただ青く染まっているものはコロニーなの?
A 凹凸のないものはコロニーではありません。ストリップについた上皮が青く染まっている可能性があります。これは採取時に舌にストリップスをこすりつけすぎた時などに多く見られます。軽く叩くだけにしてください。形成されたコロニーは球状に付着しています。
Q コロニーが見えづらい場合どうすれば良いですか?
ストリップを自然乾燥させる A まずは次の項目を確認してください。

(1)培養後、ストリップを乾燥させましたか?
コロニーにはブルーの他、グレーや透明のものもあります。水分が付いたままだと、このようなコロニーの判定がしづらくなります。培養後は写真のようにストリップを自然乾燥させてから判定してください。

(2)ストリップを横から見ましたか?
(1)のような理由で、正面から見るだけでは判定しづらい場合があります。ストリップを写真のように横から見てください。グレーや透明のコロニーが確認された場合、染め出しをするとコロニーが見えやすくなります。ブルーのコロニーはそのまま判定してください。

Q 透明のコロニーのようなものが見えるのですが、カウントしますか?
A カウントします。コロニーの中には、グレーや透明などのものもあります。見えづらい場合には、染め出しをしてから判定してください。
染め出しの手順

染め出し

染め出し

小さな綿球に染め出し液を含ませ、乾燥させたストリップ表面を軽く叩きます。

→

水洗(1度のみ)

水洗

コップにきれいな水を用意し、静かにストリップを浸します。

→

乾燥

乾燥

水洗後、ストリップを自然乾燥させます。

→

判定

判定

乾燥後、赤く染まったコロニーを判定します。

Q 培養後、ストリップスからコロニーが落ちてしまうのはなぜ?
A 以下のような理由が考えられます。

■だ液がストリップスに多量に付きすぎている
舌上で軽く叩いた後、唇で余計なだ液を拭ってください。(手順参照

■培養時間がオーバーし、コロニーが成長しすぎている
※いずれの場合も、再検査をお勧めします。
正しい手順で行い、落ちているコロニーが少量の場合は付着しているコロニーのみをカウントしてください。

Q デントカルトSMの判定後の保管方法は?
おすすめは透明のマニキュアでコーディングする方法 A 判定後コロニーがとれないようにすぐに適切な方法で保管します。
お勧めは、透明のマニキュア(トップコート)でコーティングする方法です。
※赤染めは、ストリップを乾燥後コーティングの前に行ってください。
Q コロニーの大きさで判定方法は変わりますか?
A 大きさは結果には関係ありませんので、コロニーの密度をカウントしてください。
Q サイトストリップスにつける、おすすめのプラーク採取部位は?
クリックで拡大します A 基本的には各医院で決めていただいて構いませんが、目安として以下の部分があります。

右上の5・6の隣接面、左下の5・6の隣接面、上顎1・1の隣接面、下顎1・1の隣接面。
乳歯の場合は、右上D・Eの隣接面、左下D・Eの隣接面、上顎A・Aの隣接面、下顎A・Aの隣接面。

【デントカルト LBについて】

Q コロニーができないのですが、エラーですか?
A 以下の項目を確認してください。

■使用期限は過ぎていませんか?
LBに限らず、デントカルトには使用期限があります。新鮮なうちに使い切りましょう。期限切れのものを使用すると、細菌が育たない場合があります。

■保管方法は正しかったですか?
冷蔵庫などの寒い場所、直射日光の当たる場所で保管をしていると、寒天培地が収縮する(表面から流れ落ちる)ことがあります。必ず高温多湿・直射日光を避け、常温(20度前後)で保管してください。

■温度設定は正しいですか?
36℃~37℃で培養します。設定温度が正しくても、直射日光が当たる場所に置いてあると培養器内の温度が上がることがありますので注意してください。

■ケースから取り出して直接、培地をご覧になりましたか?
ラクトバチラス菌は黒いプラスチックの土台を背景に、白または透明に見えます。判定するときは必ずケースから出して観察しましょう。丸くて盛り上がっているのが、ラクトバチラス菌です。

※以上の項目をクリアしていてもコロニーが検出されない場合は、リスク0と判定していただいて結構です。

【デントバフストリップスについて】

Q デントバフストリップスが5分たたないうちに、すぐ青色に変わりました。これを判定結果としていいですか?
A すぐに色が変わったとしても、きちんと5分後の色を判定してください。
Q 色にむらができた場合の判定方法は?
A 基本的に面積の大きい色で判定します。この場合の判定は「青」です。
クリックで拡大します

【その他】

Q だ液を出しながら血が混ざってしまいました。どうすれば良いですか?
A 正確な結果が出ないので中止した方が良いでしょう。
Q 抗生物質服用後はどのくらい期間をあけた方がいいの?
A お薬の影響はお口の中にも現れます。2~3週間以上はあけましょう。
Q 未使用の検査キットの保管方法は?
  デントカルト SM デントカルト LB デントカルト Strip デントカルト CA
保管方法 常温、ただしバシトラシン錠は必ず冷蔵庫に保管 常温(20℃)、高温多湿・直射日光を避けて保管
Q 培養後の検査キットの保管方法は?
A LB・CA培養後は冬場1~2週間、夏場2~3日冷暗所に保存することができますが、寒天培地が変化するので写真におさめておくほうがよいでしょう(乾燥して収縮してしまい、見れなくなってしまうため)。
SM培養後は乾燥させ、コーティングすると良いでしょう(手順参照)。
Q 使用期限はどのくらいですか?
A ■パラフィンワックスの使用期限は上部に記載されています。

■デントカルトSMのバシトラシン錠の使用期限はケースに貼ってあるシールに記載してあります。

バシトラシン錠

■その他キットの使用期限は、箱が開くほうを手前側に持ってきて側面に記載されています。
SM・バフストリップス→箱の左側面に記載

SM

LB・CA→箱の右側面に記載

LB
Q カルチメイトの温度調節はどのように行ないますか?
A 出荷時は37度に調整してありますがまれに輸送中ずれることがあります。
温度設定を行なう必要がある場合は、後ろにあるアクリル版をドライバーではずし、中のツマミを手で動かして合わせます。 カルチメイト