【インタビュー】導入医院に聞きました

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予防は10代、20代から!その基盤づくりは矯正医の役割


ひるま矯正歯科(東京都)
晝間康明 先生
ひるま矯正歯科(東京都) 晝間康明 先生 叢生が治ってくるに従い、長く蓄積されたカチカチの歯石や隣接面のカリエスが見えてくる。“このまま見て見ぬフリをして歯を動かすだけではいけない”と感じた晝間先生は、だ液検査を導入。現在は、歯を守れないなら歯並びを優先すべきではないとさえ思っているといいます。

今後の予測を立て、最大の効果を発揮するために

 たとえば明日、河原でバーベキューする計画を立てていたとします。ところが天気予報は、あいにくの雨。天気そのものは、自分の力では変えられません。でも、知ったことで雨具を用意したり、延期を考えたり、何かしら準備ができますよね。
 そういう意味でも、だ液検査はすごく大切です。「将来、大雨になる可能性が高いので月に1回はチェックする必要があります」「小雨だから3ヵ月間隔で診ていきましょう」「晴天が続くので、少し期間を開けても大丈夫ですよ」といった判断ができます。今後の予測が立つことで、患者さんの負担を抑えて最大の効果を発揮できる。だからこそ、患者さんの本当のパートナーになれるのではないでしょうか。
 ある先生に言われたことがあります。「矯正歯科医が20歳までの患者さんをきちんと管理できなくてどうするんだ!」って。予防は本来、お口の中が悪くなる前の10代、20代から! そこでしっかりお口の健康のベースを作っておかなければいけないんです。その役割を担えるのが、まさに矯正歯科。“生涯自分の歯で食べる”を実現するための、とても重要なポジションにあるんです。

リスクを知った患者さんは、矯正治療後もメインテナンスに!

 私は矯正専門医ですが、歯を並べるよりも歯を守りたい! 真の患者利益とは、やっぱり"生涯自分の歯であり続ける"ことですからね。そして、それはリスクを知ることなしに実現できません。だ液検査は、医院全体のリスクコントロールの状況を評価するための最も大事な指標。継続的に患者さんのリスクを追いかけていくには、規格化された検査が必要なのです。
 当院では、治療のステージに合わせて継続的にだ液検査を行ない、文書化した結果や写真をすべての患者さんに渡しています。これにより、前回からの変化を見ながら「ちゃんと通っているのでコントロールできていますよ」「少し気を抜いちゃったかな。磨き残しが増えていますね」などと根拠をもって話せるように。その結果として、矯正治療後もメインテナンスに通ってくれる患者さんが増えました。
 「最初は歯並びだけ治せればよかったのが、だんだん“この歯医者さんはお口の中全体の管理をしてくれそうだな”と思うようになって」
 そう言ってくれた患者さんもいます。歯を守るために通い続けてもらえる矯正医院へ、ゆっくりですが変化しているのを感じますね。患者さんはリスクを知りたがっています。にもかかわらず、知らせないのは罪。私はそう思います。
お問い合わせは株式会社オーラルケア